9月2日ネッ友さんが亡くなった知らせを受けた。信じたくなかったけど本当のようだった。いつも優しく頷いて話を聞いてくれる彼はもうこの世には居ない。少し抜けていてどこか放っておけない所、最後まで話を聞いてくれる優しさを声を聞く度に思っていた。彼が自分自身に苦しさを抱えていることを知っていたが、ネットとは時に強く、時に無力である。自分が鬱だった時、ネットに傷つけられネットの顔も分からない人に助けられた。私も彼を引っ張りあげてあげられる言葉をもっとかけられたらと思う反面、物理的な距離において私は無力だった。

9月2日ネッ友さんが亡くなった知らせを受けた。信じたくなかったけど本当のようだった。いつも優しく頷いて話を聞いてくれる彼はもうこの世には居ない。少し抜けていてどこか放っておけない所、最後まで話を聞いてくれる優しさを声を聞く度に思っていた。彼が自分自身に苦しさを抱えていることを知っていたが、ネットとは時に強く、時に無力である。自分が鬱だった時、ネットに傷つけられネットの顔も分からない人に助けられた。私も彼を引っ張りあげてあげられる言葉をもっとかけられたらと思う反面、物理的な距離において私は無力だった。

いつも聞いてもらうばかりで彼の話は少ししか分からない。もっと聞いておけば、もっと声をかけておけばと後悔ばかりつのる。就職も決まっているし、どこかで大丈夫だろうと思っていた。8月上旬に声を聞いて楽しく話した記憶が今も鮮明に残っている。来年お互い東京かもしれないから、吉祥寺のタルトと、八王子のラーメン食べに行こうよ！と毎回のように言っていたこと、私のマシンガントークに付き合ってくれた事。どれもこれも思い出でしかない。会いたい、会えなくてもいいから声を聞きたい、冗談だと笑って言って欲しい。

私の思うことは本当に矛盾だらけなのである。彼が決めたことに口を出さないと思っているのに、どうして最後に私を頼ってくれなかったのか、所詮その程度の存在だったのかと自分に失望し、でも自分の経験から彼のような優しい人は仲がいい人にほど気を使い、声をかけられないと知っていた。知っているけど一人でひっそりとしたその決断はどれほど辛く苦しいものだったかを考えると涙が溢れる。どうして苦しんでもがいている人がこんな目に会わないといけないのだろう。未来しかないあの人に。

帰って来ないことはわかっているだけど、もっと話したかった、声を聞きたかった、嬉しい報告、悲しかったこと、何が好きで何が嫌いだったのか、挙げればきりがない。

最後に彼にはゆっくり休んで欲しい、過酷な苦しみから解放されたあの人は今笑っているのだろうか、私は死ぬまで彼のことを忘れない。いや忘れてはならない。エゴかもしれないが彼の分まで生き、彼にたくさんの幸せな報告ができるよう精一杯生きるつもりだ、見ててね！あっちに行ったらまた私のマシンガントーク付き合ってよね！
本当にありがとう。
長文失礼しました