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モ!

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「わたし」は、ほんとうに「わたし」か?「わたし」は、ほんとうに「わたし」か?

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「俺は冥王星からやってきた!」
ポムポムプリンは宣伝カーの上から叫んだ
「さもなければ、バイオウテルスの産物だ!」
ポムポムプリンはお得意のポーズ、片耳だけ上にあげる仕草を見せた
「母親は犬で父親はプリン、なんとまあ奇妙な取り合わせだろう!」
ポムポムプリンは拡声器を銃のように扱った。鉛の玉の代わりに情熱の水平掃射だ

「ポムポムプリンかわいい」
子供が言う、その子はポムポムプリンの話す内容には目もくれない賢い子だった。そこに7月の風が吹き子供の持つ風船が空へ旅立った
「あっ、僕の風船」
ちょうどポムポムプリンは高いとこにおり、短い手を伸ばし風船をキャッチした
「案ずるな少年、風船は捉えたぞ!」
ポムポムプリンは少年に赤い風船を返した
「ありがとうポムポムプリン!」

「人は支え合って生きている!」
また宣伝カーの上に戻りポムポムプリンは叫び始めた。ところにまたイタズラな風が吹き、今度はポムポムプリンの茶色い帽子を空へ浮かせた
「なんてことだ、俺のカラメルを示す帽子が飛んでいってしまった!俺は今プリンというよりただの犬、アイデンティティの喪失だ!」
先ほどの少年は風船の紐を手首に巻いて
ポムポムプリンのお帽子を拾ってあげた
「ポムポムプリン、カラメルを模した帽子だよ」
ポムポムプリンはありがとうと言って受け取った
「今の俺は再びポムポムプリンだ!」
ところで、とポムポムプリンは少年を見た
「少年、お前はなんという生物だ?」
少年はしばらく沈思黙考に入ったが、やがてポムポムプリンを見上げた
「人間」
ポムポムプリンは自分の左手を右手で揉みながら小声で独りごちた
「親切過ぎるな」
ポムポムプリンは人間にしてはを省略して呟いた
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「俺は冥王星からやってきた!」