「僕たちは渡った橋をひとつずつ焼き落としながら、ひたすら平原を前に進んでいるのだ。振り返っても、戻れはしない。先に何があるのかわからないが、橋を焼いたからには、進むしかない」(堀井憲一郎『若者殺しの時代』講談社 2006 . 168p)宝石の国を思い出すな。過去へと繋がる橋を焼く。