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kanoꕤ︎︎·͜· ︎︎
<江原さんからの回答>
江原:昔からカウンセリングをしていて思うのは、人ってみんな同じではないんです。
私は、遠くに放して強く育つ子と、懐のなかに入れて育つ子がいると思っているんです。
だから、みんな同じように巣立たせて、「そこでやれ」っていうのは、私は違うと思います。
相談者さんのお家の場合も、娘さんが休職したぐらいですから、やはり合う・合わないがあると思うんです。
ときどき、「いや。そんなの甘い」などと言う人もいますが、これは体力と似ていると思うんです。
人間には、体力がすごくある人と、もともと体力のない人っていますよね。
体力のない人に「だらしない」とか「鍛えが足りない」とか言うのは、ちょっと違うと思うんですよ。
だから娘さんときちんと話をして、娘さんが本当に今の状況に向かないのであれば、「いつでも帰っておいで」と言ってあげると、その言葉が“お守り”になると思います。
無理をさせて娘さんが身体を病んでしまったら、親は絶対に悔やむと思うんです。
「自分が厳しく言ってしまったからかな……」って思うはずなんです。
そうなる前に「もう限界だと思ったら、いつでも帰っておいで」って言ってあげるほうが良い。
「だらしない」「それぐらい頑張りなさい」などと言わずに、「やれるだけやって、ダメだったらいつでも帰っておいで」と言ってあげてください。
そして、娘さんが帰ってきたときは、何も言わなくていい。
大好物を作ってあげるのもいいでしょう。
さりげないことで良いのです。
そういうふうに励ましてあげることが大切なんじゃないかなと、私は思います。
人間、どこかで押し・引きが分からなくなってしまうときがあります。
みんな一辺倒に「乗り越えろ!」と言っても、いろいろな人がいる。
ある人が言った言葉で、いつも自分の心に留めている言葉があるんです。
高山(こうざん)帯に生育する植物「高山植物」ってありますよね。
それは高山だから美しく咲ける。
その高山植物を川辺に持ってきたら、枯れてしまうんです。
そして、川辺の柳の木は、川辺にあるからきれいなんです。
高山に持っていっても枯れてしまう。
人も同じです。
その人に一番合う場所がある。
だから、なんでもかんでも「みんな高山」とか「みんな川辺」などと、決めないほうが良いのです。
#江原啓之
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緑のしずく
本当ダネ 皆んなと、同じように頑張れ とばかりでは 無理させてしまうんですね それぞれが頑張れる場所、環境があるということ🍀
ななん
よく分かります🥲 学校も職場も集まりなど、体調が悪くなりすぎるのは、その場のエネルギーが合わないんですよね。甘えでもなんでもないんですよ💦 頑張ってもどうしても無理だったら、別の場所が実はあるんです✨ これからどんどんそういう世界になると思います🌎✨
ソンサク🍜🍚
( ´-ω-)