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宙恋(そらこひ)
#読書 #詩
#珈琲 #秋分
一時が苦い
あゝ またこの漆黒の飲みものに飲み込まれそうになる
誰もいないそら
淋しさの中に一本の木が立つ
木陰に入ると外の音がひとつも聞こえなくなり
木漏れ日の光りの玉だけが揺れていた
些細なことが重たく様変わるせかい
天気予報を見ずに海に出かけただけ
行き先を知らないバスに乗っただけ
子供の頃の言葉遊びを思い出して笑っただけ
結局袖を通さなかった服をまた一年仕舞っただけ
マッチ箱に隠したあの一言を忘れただけ
乾いた瞳に朝露が転がり落ちただけ
君の声が遠く小さく虫の音にかき消されただけ
は
繋いでいた手を 離しただけ
ただそれだけで
秋分かれの日曜日
📖読書「おばあちゃんのにわ」ジョーダン・スコット文/シドニー・スミス絵


詩書きとコーヒー
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