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シズ
回答数 40>>
百田尚樹 1956年生まれ(大阪府出身)
個人的に思ったのが、ご自身の思想が作品に反映されているため、途中で断念した経緯があります。
『永遠の0』(2006)
戦争文学として異例の大ヒット(累計400万部超)
映画化(岡田准一主演)も成功
特徴としては、難解な思想より「感情に訴える物語」
家族・自己犠牲・生の価値を中心テーマに
この作品から読み始めたのがきっかけ
映画も鑑賞。
『海賊とよばれた男』(2012)
モデル:出光佐三(出光興産創業者)
企業人・経営者像を英雄譚として描写
映画化(岡田准一主演)
次に読んだのがこの作品。
出光佐三(いでみつ さぞう)
出光興産の創業者であり、戦前・戦後を通じて日本の石油業界を牽引された方を題材にした作品です。
この二作品しか読めなかったです。
作風の特徴としては
圧倒的に読みやすい文章、明確な善悪構図、説明的・断定的な語り口、映像化を前提にした構成力
文学性より「物語の力」を重視するタイプです。
なぜ評価が割れるのか
歴史観・政治的発言が強く、
作家と思想が切り離されにくい
文学界(芥川賞系)からは距離がある
一方で、一般読者からの支持は非常に強いとのこと。
日本文学史での位置づけとしては
純文学ではなく、「大衆小説・エンタメ小説の正統後継者」
司馬遼太郎的語りを現代のメディア感覚で再構築した存在と一定の評価は高い様子です。
ではなぜ偏りすぎる思想派なのか。
発言がストレートで断定的であるかと。
曖昧さを嫌い、「~である」「~は間違っている」と言い切る作品。
SNS・メディア露出が多く、思想が可視化されやすいのも確か。
また文学者というより論客型ではあるかと言えるのでは。
国家観・歴史観が一貫している。
日本肯定的(ナショナルな視点)、戦後体制・占領史への批判が多くみられる。
平和主義・リベラルへの懐疑。
これらにおいて、右/左というよりかは、価値観が一方向に強く振れているという印象を与えてるのでは。
小説にも思想がはっきり出ています。
百田尚樹さんの作品は多くの場合、
善/悪が明確、正義/不正においても明確と言える。
したがって、読みやすい反面、多義性・解釈の余地は少ない作品が多く感じられる。
ここが「文学的ではない」「思想的に単線的」と言われる理由なのではないのかと。


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