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Klarin♬🍀
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**タイトル:君がくれる「中露反発」**
彼女の名前は凛。
26歳。表向きは翻訳会社の契約社員だけど、本当は誰にも言えないラインで情報を泳がせている。
僕にとっては、ただの「元カノ」のはずだった。
初めて再会したのは去年の暮れ、新大阪の地下街。
クリスマスのイルミがやけに寒々しくて、彼女は黒のダッフルコートに深紅のマフラー。
「久しぶり。元気だった?」
その一言で、3年ぶりの空気が一瞬で甘く、重くなった。
凛は変わっていた。
いや、正確には「深く」なっていた。
目が笑わなくなって、代わりに何か危険な光を宿していた。
僕はその光に、また溺れた。
付き合い始めて2ヶ月。
彼女がくれた感情はいつも二種類しかなかった。
**安心**と**刺激**。
まるで麻薬みたいに、交互に、容赦なく。
夜中の3時、ベッドの上で彼女はよく呟いた。
「ねえ、今世界で一番面白いのは何か分かる?」
「……分かんないよ」
「**中露反発**」
彼女はスマホの画面を見せて笑う。
米軍がベネズエラの港を叩いた翌日、
北京とモスクワが珍しく同じトーンで米国を非難している記事。
普段は互いに牽制し合ってるはずの二大国が、
「今回は」珍しく同じ方向を向いている。
その一瞬の「同調」が、彼女にとってはたまらなく面白いらしい。
「この反発ってさ、偽物の友情みたいで綺麗じゃん?
本当は領土も利権も取り合いたいのに、
今だけは『敵の敵は味方』って肩組んでる。
……私たちみたい」
その言葉を聞いた瞬間、胸がズキッと痛んだ。
僕らはまさにそれだったから。
彼女は僕に安心をくれる。
静かな部屋で、ただ隣にいてくれるだけで、
世界がどれだけ狂っていても一瞬だけ「大丈夫」と思わせてくれる。
でも次の瞬間には、突然LINEを既読スルーして1日音信不通にしたり、
深夜に突然「今から会いたい。無理ならいいよ」と投げてきたり。
心臓を鷲掴みにされるような刺激を、惜しみなくくれる。
どっちが本当の凛なのか、僕には最後まで分からなかった。
ある夜、彼女は珍しく弱音を吐いた。
「私、たぶんもう長くないかも」
「……何?」
「仕事。深く入りすぎた。どっちかのラインを切らなきゃ、私ごと消される」
彼女は笑った。いつもの、ちょっと歪んだ笑い方。
「だからさ、最後に一つだけ約束して。
私が消えたあと、絶対にニュース見て『中露反発』って単語が出たら、
ちょっとだけ私を思い出してほしい」
その約束を守るのは、すごく簡単で、すごく辛いことだった。
2週間後、凛は本当にいなくなった。
アカウントも、部屋も、残された匂いさえ、嘘みたいに消えた。
警察も「成人の失踪」として処理した。
誰も本気で探さない。
そして昨日。
テレビのテロップに流れた。
【米・グリーンランド基地化計画に中露が異例の共同声明 「国際秩序への挑戦」と強く反発】
僕は思わずリモコンを落とした。
喉が詰まって、涙も出なかった。
ただ、胸の奥で何かが小さく、確実に砕けた音がした。
凛がくれたもの。
それは結局、**安心でも刺激でもなかった**のかもしれない。
もっと残酷で、もっと優しい何か。
――世界が壊れていく音を、
一緒に聞きながら、
「今だけは二人で大丈夫だよ」と言ってくれる、
偽物の同盟みたいな感情。
それが彼女の、
そして僕の、
最後の「中露反発」だった。
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終わり。


いぬぴゃ(修行)
ミチフミ龍之介
~松本隆作品詩集~ # 454
#松本隆 #詩集
☆『不協和音』
湖の岸であなたは
枯れ枝に火をおこしてた
火の粉たち風に舞うたび
静けさの完璧な和音
愛してる 愛してる
何も不満はないけれど
不協和音 いつからか
空耳みたいに聞こえるの
不協和音 この恋は
いつからきしんで泣いたのか
明日まで 夏の休暇は
戻ったらいつもの日常
最近は惰性に生きて
プレッシャーもない振りしてる
愛してる 愛してる
そこに嘘などないけれど
不協和音 ささやきに
嫉妬の混じった声がする
不協和音 鍵盤が
そこだけ違った音程で
不協和音 いつからか
ノイズに似た音響いてる
不協和音 でもこんな
不思議な響きも嫌いじゃないわ


たぬきマン⭐️🐔🫶💪
多いなぁ週末の楽しみが
増えて嬉しい🌈👍
気になるのあったら教えて😁
#アニメ
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