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臼井優

臼井優

「陽性転移」と「陰性転移」は
 精神分析や心理療法で使われる概念で、患者が過去の重要な人物(親など)への感情を治療者(医師やカウンセラー)に向ける「転移」の2種類です。
 陽性転移は信頼、愛情、尊敬などのポジティブな感情で、陰性転移は怒り、不信感、敵意などのネガティブな感情を指します。
 どちらも患者の無意識の葛藤が表れたもので、治療の重要な手がかりとなります。

陽性転移(ポジティブな感情)
内容: 治療者への好意、信頼、尊敬、感謝、愛情、安心感など。

例: 「先生は私の話をいつも真剣に聞いてくれる」「この先生なら信頼できる」と感じる。

治療での役割: 治療を円滑に進める力になる一方で、過度な理想化や依存に繋がる可能性もあります。

陰性転移(ネガティブな感情)
内容: 治療者への怒り、不信感、敵意、批判、憎しみなど。

例: 「先生は私のことを分かってくれない」「どうせ私なんて」といった不満や反発。

治療での役割: 患者が満たされなかった欲求や過去の傷つきを再現していることが多く、これを分析することで問題の根本解決に繋がるため、治療では非常に重視されます。

まとめ
転移とは、過去の重要な人との関係パターンが、現在の治療者に無意識に再現される現象です。

陽性転移は「好き」「信頼」といったプラスの感情、陰性転移は「嫌い」「不信」といったマイナスの感情です。

どちらの転移も、患者の深層心理を探り、過去の対人関係の問題を理解し、乗り越えるための重要な情報源となります。
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