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臼井優

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「縮地(しゅくち)」と「抜重(ばつじゅう)」は
 古武術などで使われる概念で、「抜重」は膝の力を抜いて重心を瞬間的に浮かせ、体から一瞬体重を抜くことを指し
 「縮地」はその抜重による重心移動を利用して、地面を蹴らずに体軸を倒すことで、あたかも地面が縮んだかのように素早く移動する技術(古武術式・縮地走法など)を指します。
 これらは、現代のスポーツや護身術における素早い動き出しや体幹コントロールに応用されています。

抜重(ばつじゅう)
意味: 膝の力を瞬間的に抜き、体がふわりと浮き上がる(体重が脚から抜ける)状態。
方法:
立った状態で膝の力を抜く(膝抜き)。
両足から片足に加重をなくすことで、重心をその方向に倒し、動きのきっかけを作る。
つま先で地面を蹴らず、足裏全体を滑らせるように動かす。

縮地(しゅくち)
意味: 仙術で土地を縮める伝説に由来するが、古武術では「居着き(動きが止まること)」をなくし、体軸を倒すことで、まるで地が縮んだかのように短い距離を一瞬で移動する技術。
方法:
抜重によって重心を移動させ、体軸を滑らせるように倒す。
膝を少し緩ませ、内側に落とし込むような動きで素早い重心移動を促す。

まとめ
抜重で体を「軽く」して動きのきっかけを作り、その力を利用して縮地で「空間を縮める」ように素早く移動する、という一連の動作が古武術における「縮地」の核心です。これは、現代のスポーツにおける俊敏な動きや重心コントロールの基礎ともいえます。
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