「医師」は医師免許を持つ人の総称で、「専攻医」は医師免許取得後、初期研修（約2年）を終え、特定の診療科で専門医資格取得を目指し専門研修を受けている医師（旧：後期研修医）を指します。つまり、専攻医は専門医になるための「過程」にいる医師であり、「研修医（初期研修医）」とは、初期研修中か専門研修中かという段階の違いがあります。

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臼井優

2025/12/25

「医師」は医師免許を持つ人の総称で、「専攻医」は医師免許取得後、初期研修（約2年）を終え、特定の診療科で専門医資格取得を目指し専門研修を受けている医師（旧：後期研修医）を指します。つまり、専攻医は専門医になるための「過程」にいる医師であり、「研修医（初期研修医）」とは、初期研修中か専門研修中かという段階の違いがあります。
医師とは
医学部を卒業し、医師国家試験に合格して医師免許を取得した人全員を指します。
「研修医（初期研修医）」、「専攻医」、「専門医」、「指導医」など、キャリアの段階に応じて様々な役割を持ちます。
専攻医とは
初期研修（2年間）終了後に、特定の診療科で専門性を深めるための研修プログラムを受けている医師です。
2018年の新専門医制度導入により「後期研修医」から名称が変更されました。
専門医資格取得を目指し、体系的な知識・技能を習得します。
研修医と異なり、アルバイト（外勤）が解禁されるなど、労働者としての側面も持ちます。
キャリアの流れ（例）
医学部卒業・医師国家試験合格 → 医師免許取得
初期臨床研修（2年間） → 研修医（初期研修医）として幅広い科を経験
専門研修（3年以上） → 専攻医として専門性を深める
専門医資格取得 → 専門医（例：内科専門医、外科専門医など）となる

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