MC決まった………てる！？！？｜みにぃの投稿-GRAVITY(グラビティ) SNS

おはようございます😃

自作のきりたんぽで秋田県の郷土料理「きりたんぽ鍋」

前回の「ひっぱりうどん」に続く、郷土料理シリーズ第2弾。今回は、秋田県の「きりたんぽ鍋」を作ることにしました。

小さな子供を連れての旅行はなかなか難しいものです。遠くの美味しい料理を楽しみたいと思っても、こぼしたり、残したり、何かと気を使いがちで、心からのんびりするのは至難の業。それならば、と「こ〜ちゃん」こと、私が家で東北旅行気分を味わわせてあげようと思い立ちました。

夕方、孫たちが遊ぶ声が響く中、私は炊きたてのご飯を「ふわっ、ふわっ」と潰し、割り箸に巻き付けていきます。これがきりたんぽの始まりです。弱火でじっくりと焼き上げると、だんだんと表面がこんがりきつね色に変わります。その姿はまるで、秋田の自然の中で静かに揺れる木々のよう。

「きりたんぽ鍋って初めて！」と義理の娘が驚きの声を上げました。そんな彼女を見て、私は心の中で「新しい体験を提供できて良かった」と思わず笑みがこぼれます。

鍋の準備が整い、部屋中に醤油と出汁の香ばしい香りが広がると、孫たちは「お腹すいた〜！」と駆け寄ってきます。鍋に鶏肉、野菜、そして手作りのきりたんぽを入れ、じっくり煮込むと、ついに完成です。

湯気の立ち上る鍋を囲みながら、「あつっ！」と息を吹きかけつつ頬張る孫の姿に、心がじんわりと温かくなりました。義理の娘は、「これ、ほんと美味しいね」と笑顔を見せ、私の手間暇をかけた努力に気づいてくれたようです。

食後、義理の娘が「こ〜ちゃん、ありがとう。本当に家で東北旅行した気分だったよ」とぽつり。私は「そうかい、それならよかった」と照れ隠しにビールを一口。「ぷはぁ、これが一番だな」とつぶやき、また明日の夕食に何を作るか考え始めました。

家族のための時間は、時に慌ただしく、時に穏やかに過ぎていきます。それでも、こうした一瞬一瞬が何よりの宝物だと感じます。「家でこぼしたって、残したっていい。ここはみんなが安心して過ごせる場所だから」そう思いながら、また新しい料理に挑戦しようと心に誓うのでした。

今日も笑顔で過ごせたらいいです😁