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takhiroin
⚠️ネタバレ注意⚠️
先月、フランシス教皇が亡くなり、7日からコンクラーベが行われるので、今のタイミングで同映画を観たのはタイムリーだったと言える
今作は「これは選挙か戦争か」というキャッチコピーにあるように現教皇が亡くなってからの新教皇選出戦のドロドロを描いたスリラー
政治的な思惑や陰謀に負けないよう清き信仰心から票を得た者を新教皇に据えたいと考えているレイフ・ファインズ演じる首席枢機卿ローレンス
しかし、候補者のスキャンダルや不祥事の報告は後を絶たず、都度、対象の候補者に対し、候補から下ろす通告をしていく
自身も一定の票を得ていたため、候補者が減っていくに連れ、同じ派閥の人間からも人気取りではないかと疑われ、戦いに巻き込まれていく
そんな中、欧州各地でイスラム原理主義者による同時多発テロが起こり、コンクラーベが行われている礼拝堂も爆破のターゲットに
死傷者こそ出なかったものの、差別主義者として知られる候補者が戦いだ!と選挙の形勢逆転のため立ち上がろうとするが、アフガニスタンなどキリスト教劣勢の地で活動し、真の戦争を知る枢機卿ベニテスの説教は多くの信頼を得て、激闘の末、新教皇に決まる
新教皇が決まったはいいが今度は驚愕の事実が!
なんとベステスは女性だったのである
果たして新教皇は誰に…
形勢を表現するために随所に白と黒(同色で煙で選挙結果を知らせる伝統)での演出が表れて興味深い
ここからは私の推測となるが、描かれていない部分からこう分析
ローレンスは候補者のスキャンダルや不祥事の報告書をいくつも読んでいくが、実際に何が書かれているのかは示されていない
また、賄賂の口座入出金の明細は黒塗りで潰されていたりで、隠蔽されている可能性が高い
それぞれの枢機卿は本当は潔白なのに、ローレンスによって事実を歪められ下されたたのではないか
そう思える部分がたくさんある
最後、雰囲気としてはベニテス枢機卿が新教皇に就いたような雰囲気を醸し出しているが、その後にローレンスが池から逃げ出した亀を拾い上げるシーンがメタファーになっていて、結局、男が勝つを描いていたのではないかと思われる
すなわち、ローレンスは多様性などと説いていても、最後は封建的な判断と野心でベニテスを下ろし、自分が新教皇に就いたのだと思う
今作はこういった推理などが色々出来るほど、目が離せない演出に溢れていて素晴らしい[穏やか]
ミステリー、スリラー好きは是非、劇場に足を運んでみては[ウインク]
#教皇選挙 #コンクラーベ #映画 #レイフファインズ #スリラー

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