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去る3月20日、F1の元チームオーナーであり解説者だったEJことエディ・ジョーダンが、闘病の末に76歳でこの世を去った。

ジョーダンは1991年にモータースポーツの頂点であるF1に参戦。新興チームだったものの時に強豪に一泡吹かせる活躍を見せ、通算で4勝を記録した。個人的には、このうちの半分の2勝をサーキットで目の当たりにした、思い出深いチームである。

最初は1998年のベルギーGP。難コースのスパ・フランコルシャンは雨で、次々とトップドライバーが脱落する大荒れの展開となるなか、デーモン・ヒルとラルフ・シューマッハーのジョーダン1-2フィニッシュという劇的なチーム初優勝にわいた。2勝目は翌年のフランスGPで、この時も天候が目まぐるしく変わる難しいコンディションで、ハインツ・ハラルド・フレンツェンがドライブするジョーダンが勝利をさらった。

スポーツ観戦の醍醐味のひとつが、弱者が強者を倒す「ジャイアント・キリング」だ。カネもリソースも潤沢な常勝チームに、そのどれも持ち合わせていないジョーダンは果敢に挑み、数少ないチャンスをものにした。まさに「アンダードッグ」。成功が約束されていないからこそ、その一歩一歩に意味と重みがあり、ひときわの輝きがあった。

こうしたキャラクターはそのまま、オーナーのエディのそれを反映していた。新星ミハエル・シューマッハーをデビューさせては横取りされ、エンジンメーカーのご機嫌を取り、苦難の道を歩みながらも、タダでは起きないEJの逞しさが好きだった。

おまけにドケチで、歯に衣着せぬ発言で物議を醸し、いわゆる「食えないやつ」でもあったが、ユーモアと愛嬌とあたたかさにあふれ、愛されキャラでもあった。彼がいなくなったことは、本当にさびしいことだ。

彼の生き様には強い共感を禁じ得ない。それはきっと、自分自身のなかにも「アンダードッグ精神」を見出したいからだろう。

みなに愛されたアンダードッグよ、永遠に。

#F1GP
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