共感で繋がるSNS
GRAVITY(グラビティ) SNS

投稿

帯椀 稀能毘

帯椀 稀能毘

閑話休題。

画像生成AIが実写と見紛う高精細なイラストを描けることは実証済みなんですが、それはAIが「それ」の正解のカタチを知ってる場合に限られます。前に挙げたガンダムなんかもその口で、ガンダムは描けるけどザクは描けないとか、「百式」がモビルスーツの名前だという知識はあるので、とりあえずガンダムの特徴を備えた「モビルスーツ」の絵を描いてくるとか、そういう事象が起こります。

なので、ワタシが書いてる「デートなう」ストーリーに登場する小道具のたぐいは、だいたい事前に生成テストをして、AIがちゃんと描けることを確認してからストーリーに登場させてます。帯椀のWRXや亜由美ちゃんの彼氏のGT-Rは、いずれも事前の生成テストで安定して描画できるのを確認してます。

じゃあ、「正解」があやふやなモノはどうなるか。前にも書きましたがAI作画は「多人数でやる記憶お絵描き」みたいなもので、生成ステップ数だけAIがプロンプトに書かれた絵の要素を描き足して(正確にはノイズの中から抜き出して)いくので、正解があやふやな場合、先のザクのように「何となくそれっぽい」絵が出来上がります。

と言うことで、FLUX.1に「ランチア・ストラトス」を描いてくれとお願いしてできたのが1枚目と2枚目。
1枚目はリアクオーターあたりと、ボンネットのスリットがストラトスですが、全体はマセラティ・メラクっぽい?
2枚目は「ラリー仕様」と追加しましたが、リトラクタブルライトが上がった状態を学習してるらしく、ヘッドライトが丸目の固定式にされてます。

3枚目はStableDiffusionで描いたストラトス。FLUX.1と同じ特徴を備えてますので、学習の元データは同じようなものだったんだろうと想像できます。

4枚目は、LORA使って仕上げたストラトス。アリタリアカラーのワークスラリーカー。コレはさすがの再現度ですが、AIのクセでたくさん並んでるモノが増殖するため、ストラトスの場合はフロントの補助灯が増える傾向があります。

クルマのシーンの描画では内装の描写がさらなる壁になるんですが、コレもAIが「正解を知ってる」クルマの場合、車種指定すると割とうまく行く傾向があります。

#画像生成AI
#AIイラスト
#FLUX
#StableDiffusion
GRAVITY
GRAVITY23
話題の投稿をみつける
関連検索ワード

閑話休題。