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アメジスト
読書しました。
グリム兄弟とアンデルセン
高橋健二 著
講談社学術文庫
グリム兄弟とアンデルセンはメルヒェンの二大巨頭ですが、実に対極的な人生を歩んだことがわかって面白かったです。
グリム兄弟は学者として生き、図書館の司書や大学教授として働き、生涯をかけてドイツ語辞典の編纂をしたりして、学者として高名だったそうです。
グリム童話も女性たちからの聞き取りをもとにして伝承されてきたお話を学究的にまとめたもので、童話として出版されたのは弟ヴィルヘルムの文才によるところが大きいようです。
対するアンデルセンは赤貧の少年時代を生き、14歳で単身でコペンハーゲンに上京し、人見知りしない性格でいろいろな人に助けてもらいながら、文才を開花していったそうです。
ただ苦労の連続で、役者になろうとして受け入れられず、歌手になろうとして見放され、まともな素養もないまま劇作を試みて突っ放されました。
そんななかでも、天真爛漫さと厚かましさを掛け合わせた性格のおかげもあり、王室顧問官のヨナス・コリンの援助を受けられるという幸運を得られました。
大の旅行好きでヨーロッパ中を巡りまわったのは、著者によると天涯孤独な身の上を紛らわすためだそうです。
旅行好きでとても好奇心旺盛なところが、一流の創作童話作家の創造力の源泉だったのかもしれませんね。
「マッチ売りの少女」や「みにくいアヒルの子」にもアンデルセンの繊細なキャラクターが反映されているように感じます。
大人こそメルヒェンが必要であるように感じました。
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