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アメジスト
読書をしました。
スピノザ 人間の自由の哲学
吉田量彦 著
講談社現代新書
400ページにわたるボリューミーな本ですが、軽妙な語り口なので楽しめながら読めます。
スピノザの生い立ちと生涯、そして当時のオランダの社会事情を詳しく解説しており、17世紀のオランダ社会史の勉強にもなります。
著者がスピノザの裏の主著とする「神学・政治論」の解説が詳しく、哲学する自由を守るために危険を冒してまで出版した背景がわかります。
著者によると、哲学をするというのは、何が本当で何が嘘なのかを知ろうとすることだそうです。
哲学する自由というのは、「知りたがる自由」と「考えたことを言う自由」、両方が合わさってはじめて成り立ちます。
哲学する自由というのは人間としてのあり方の根幹に関わるもので、国家というものもまさに自由のためにあるということだそうです。
スピノザの革新性は現代においても大いに学べることがありそうです。
#読書
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喫煙所流出ありがとうございました。やっぱ枚数聞いてくれてる人いてグッジョブ
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すけきよ
本当にいまさら学ぶことあったか???