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たっくん

たっくん

此の世界は奇跡だ。
吹く風、そよぐ草木、鳥のさえずり、青い空、昼は私たちが活動できるように太陽が照らし、夜は私たちが寂しくないように月が昇る。
そしてそれらを感じとる私たちの存在もまた、奇跡に違いない。
人々は長い年月を経て、奇跡を必然に変えてきた。
天にも届かんばかりの高層ビル群、金剛不壊のアスファルトの道路、昔ならば諸国を統べる大王ですら命を落とした難病も、今や薬局に行けば薬がある。
神や天使にのみ許された空も、神秘の宇宙も、それらは最早人の知るところとなった。
古人が現代を見るならば、きっとここは神の国、永遠の都と思うに違いない。
けれども、そんな世界にも結局、太古からの苦しみは存在する。
人は、環境を変えてきた。けれども、人自身を変えることに関しては、まったくといっていいほどその努力をしてこなかった。
中世の青年が抱えた苦悩と、現代の青年の苦悩には、すこしばかりも違いはない。
見よ、人々の行儀のなっていないことを。
勢い盛んな時は好き勝手に思うがままに振る舞い、衰えれば小賢しく振る舞う。
喜怒哀楽に右往左往する様は、まったく煉獄の人々そのものではないだろうか。
故に、人の価値の最上は、心のありようにこそある。
身を着飾ること、化粧をして狐のように人を化かすこと、これらは容易である。
真心からの言葉、無私の行動、これらはなかなか出せない。
神の奇跡の此の世界に、私はどう生きるべきか。
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