なんだかふと虚しい気持ちになったのでただの愚痴。

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あろ

2025/11/24

なんだかふと虚しい気持ちになったのでただの愚痴。

私自身が育った家庭
否定が殆どで褒められた記憶や嬉しかった言葉がひとつも無い。
健康に育ててもらって、毒親とまで言わない。

父は、同居していた祖母(父の実母)の脚が悪くなってトイレ介助でイライラしていたのか酒を飲んでは、軽くなんだろうがよく叩いていた。
それは私が小学生の頃で、祖母が亡くなるまで毎日続いて、リウマチを持つ母も気が滅入って。
父が朝からパチンコに行き私が頑張って介助の手伝いをした日はいつも祖母は泣いてた。
「〇〇は優しいね。ありがとうね。おばあちゃん皆に迷惑かけてるね」
なんて言っていいかわからなくて抱き締めたらもっと祖母は泣いていた。

自分が親になった今、
親自身も親である前に人だから、
色んな想いはあったんだろうと、そこまではなんとか理解出来るけど…。

私が「結婚したい人がいる。とりあえず同棲しようと思ってる」と言った時も
「お前みたいなしょーもない甘えた人間が家庭持てんだろ。つれてくるな」の一点張り。
母は面倒だったのか「お父さんの言う通りにしたら」と何も言わず。

これが驚き、
私の年齢当時25歳。16.7じゃない。
夫も真面目な人で普通に働いていたし、
私自身も給料少ないながら自分なりに一生懸命に働いてもいた。
ああ、この人達は深く話も聞かず、
ただ私を否定したいだけなのかな。
とその時自分の中で何かが砕けて、弾けて、荷物を持って夜中に出ていった。

夫は何度も実家に行こうとしたけれど、
私自身がもう顔も見たくなくて、籍を入れるまではもういい。それで何か言われても全て私のせいでいいから、と言った。

いよいよ籍を入れるとなった時には、
電話で母にとりあえず伝えたものの父はやはり乗り気ではなかった。
けれど流石にこのままではいけない、としつこく言うと、家に来られるのも嫌だったのか近くのファミレスで夫も含め話をした。
蓋を開けてみれば大して否定する理由もないくせにしていた事が、話しぶりで明らかで。
それもまた、予想通りと言えば予想通りだったけれど、凄く疲れてしまった。

もういい歳なのに親を大事に思えにい。
でも、心から大事に思いたかったな、虚しいな、という気持ちも、年老いた親と仲良く買い物をする親子を見かけると思ってしまう。

父は数年前他界した。
母も元々周りに進められ何となくで結婚した父との子である私のことにはあからさまに興味がなさそうで、思春期頃からそれを過ぎても何を話していいのか分からなくなり、向こうも話もしてこなくなった。
兄も居るけれど、母とも兄とも結局疎遠。

私は父母のようになりたいと思えなかったから、
いま1歳目前の息子には毎日「大好きだよ！」「えらい！」「頑張ったね」「ありがとう」等、
過剰なくらい伝えてる。

育児で疲れたりイライラしたりは勿論ない訳では無いけど、ちゃんと寄り添って話を聞いてあげたい。
全てを肯定するわけじゃなくて、
危ないことや人様に迷惑をかける事に対して
きっちり注意はするつもり。
だけど、趣味や生きることの楽しさの芽をつむようなことだけはしたくない。

かーちゃん頑張るからさ、
すくすく元気に育って、楽しく過ごしてほしいよ。

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