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太郎

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俳句の実践のために
 
古典文学と現代性
 
まず芭蕉をはじめ、それぞれの日本の詩人は古典文学をよく勉強しています。特に古典文学の名詞、動詞、修辞についての学習は欠かせません。国際的な俳句についても同じことが言えると思います。季語(kigo)も当然そこから派生しています。国際的な俳句においてもその地域、言語圏の古典学習の必要性は言うまでもありません。
 
そして古典文学を踏まえた上での現代性が求められます。日本でもそうですが現代性を重視するあまり古典文学の知識が浅くなっているのは懸念すべきことです。国際的な俳句も同じ傾向があると思います。古典学習と現代性をともに生かした俳句を書くことは言うよりも難しいことだからです。
 
古典文学を繙いてみれば明らかなように具体性が高く抽象性は低いはずです。現代の抽象性の高さが必ずしも悪いわけではありませんが古典文学の具体性の高さがいまは必要かと思います。国際的な俳句においてもその地域、言語圏、また世界文学の古典文化をよく踏まえた上での現代性が必要であると切に思います。
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