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いこ
え、こぼしてないよ!
じゃあ味見てみな?
服を舐める。
あ。美味しい…
そんな確認の仕方があったとはꉂ🤣𐤔
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むかしむかし、
とても静かな町に、ひとりの男が住んでいました。
名前は「たかし」。
たかしは、いつも「家族なんて面倒くさい」と言いながら、
ひとり暮らしを続けていました。
「結婚? 子育て? そんなもの、時間の無駄だよ」
そう言って、たかしは毎晩、ビールを飲みながらテレビを見ていました。
誰にも邪魔されず、誰にも気を遣わず、
自由で、気楽で、最高だと思っていました。
ある秋の夕方、
台風が近づいてきました。
風が唸り、雨が叩きつけ始めると、
たかしはいつも通り、雨戸を閉め、
懐中電灯と缶ビールを並べて、
「またかよ」とため息をつきました。
夜が深まるにつれ、
電気がパチンと消えました。
真っ暗な部屋に、たかしはろうそくを一本、立てました。
その小さな炎が、揺れて、
たかしの顔をぼんやり照らしました。
すると、ふと、隣の部屋から
誰かの声が聞こえてきました。
「大丈夫? 停電したよ」
「うん、懐中電灯あるから平気」
「ご飯、温め直す?」
「ありがとう、ちょっと怖いね……」
たかしの耳に、
家族の小さな会話が流れ込んできました。
隣の家は、若い夫婦と小さな子が住んでいました。
いつも、たかしは「うるさい」と文句を言っていたのに、
今夜は、その声が妙に優しく聞こえました。
ろうそくの火が揺れるたび、
たかしは自分の部屋を見回しました。
缶ビールが三本、
冷めたコンビニ弁当、
誰もいないテーブル。
そして、誰もいない部屋。
「自由だよな、俺は……」
そう呟いて、たかしはビールを一口飲みました。
でも、なぜか喉を通らない。
なぜか、胸が苦しい。
台風が去った朝、
たかしはゴミ出しに出ました。
隣の家の夫婦が、
小さな子を抱いて、
「昨日は怖かったね」と笑い合っていました。
たかしは、そっと目を逸らしました。
そして、家に戻って、
一人で呟きました。
「家族がいると、面倒くさい。
家族がいないと、寂しい。
どっちにしても、俺は損をするんだな……」
たかしは、缶ビールのプルタブを開けました。
でも、今日は味がしませんでした。
外では、台風の後の空が、
青く澄んでいました。
おしまい。

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