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なーこ
高校一年生の主人公は変わり映えのない毎日にうんざりしていた
学校に行って帰宅して友達とダラダラ過ごす日常
でもそんな主人公に唯一非日常をもたらす趣味があった
それは親の影響で始めたサーフィンだ
ある休日に海へ出かけると、サーファー仲間には有名な仙人なるあだ名を持つ人物が沖を漂っていた
そんな仙人に終わらない波があると聞いた主人公
終わらない波を求め、退屈な日常から抜け出すための冒険が始まる
人生初のサーフィン小説
サーフィンの映画が大好きで集めているんだけど、まさか小説に出会えるとは
映像に比べたら劣るんだろうなと思っていたが、まさかの舞台がブラジル、挑戦するのはポロロッカ
なるほどそう来たかとこの時点で鳥肌
何もかも諦めたような冷めた少年が、永遠の波を求めて自ら考え行動を起こし成長していくの眩しすぎた
しかもちゃんと命かけてて、あぁ本当に好きなんだなぁって感じてカッコ良すぎた
高1の頃の私何してた?
こんな熱意を持って何かに取り組んだ事ってあったっけ??
本気の周りの人には必然的に助けてくれる人が集まるわけで終始胸熱
またそれを見守る親御さんの誇らしいような寂しいような心情も細かく書かれてて切ない
旅が終わってしまうシーンに関しては大人になった主人公と一緒に泣いてしまった
本気の素晴らしさを教えてくれる小説でした
#読了
#読書
#ひとりごとのようなもの

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坂木司先生の本マジでいいですよね✨️
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坂木さん、良いですよね〜 和菓子のアンシリーズもホリデーシリーズもほっこりで好きです! これは知らなかったので読んでみたい[大笑い]
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