北と南の真実: 工作黒金星と呼ばれた男

すき家のタダ券の使用期限が切れてしまうので買いに行った。
家を出ると、隣の温泉の駐車場で警報のクラクションがなっている車があった。もう30分ほど前から鳴ったり、止まったりしている。
『キーレスの電池切れだな、どうにかなるだろう』と思って、すき家へ向かおうとしたが、どうも原因に気がついてないような気がした。
おせっかいだが、一応「電池切れですよね？」って声をかけてみた。
50代半ばか60代くらいのおばちゃんで、案の定わかってなく、「バッテリー切れですかね？」なんて意味不明のことを言った。じゃあこの爆音はなんの力で鳴ってると思っているんだ、なんて説明するのもめんどくさいので、キーを借りてブレーキ踏んだりライトを付けたりして、バッテリーは大丈夫そうだって教えてあげた。
多分わかってないが…。
何故か野次馬が二人寄ってきて、「バッテリーですかね？」ってまためんどくさいことを聞かれ説明した。お前らが聴いているこの爆音（クラクションが鳴る警報）はなんの力で鳴っているのか、本当にわからないんだろうか？
一応確認で予備のキーを挿して動かそうとしたが、やっぱりダメだった。なんで予備のキーって役にたたないんだろうか？イモビライザーって使いにくいだけにする装置なのか？（たぶんそうです。）
野次馬がまた寄ってきて…。バカ相手に腹がたってきたので、（実際腹はたたないが）キーレスの蓋をあけて、電池の型番を調べた。
「電池買ってくるんで、待ってて下さい」と言って近所のウエルシアに買いに行った。
電池を買って戻ってくると、今度は違う野次馬がいて「バッテリーですかね？」なんて会話をしていた。もううんざりだ…(笑)
電池を入れるためにキーを借りて私の家に戻った。ダイハツはいかれている。電池を入れるのに精密ドライバーがいる仕様だった。こんな時にそんなもんを誰が常備しているんだろう？
電池を入れて戻ると、まだなんだかんだやっているやつらがいたが、「もう大丈夫ですよ」と言ってエンジンをかけてあげた。
魔法でも使ったのか！って驚いた顔でみんながみた。
最初から言ってるはずだ。「電池切れだ」って…。
ここまで低い知能の人達を相手にするのはやっぱりめんどくさい。
ただ、突然ロードサービスを呼んだりしなかっただけ良かったとは思う。
関わっちゃいけないな…。
そのまま私はすき家へ向かった。

Amazonプライム・ビデオで「工作 黒金星と呼ばれた男」を観ました｡

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