舞城王太郎『煙か土か食い物』を読んだ。ミステリーとして読めば下らないのだろうけれど、頭のなかで疾駆するかのごとく流れる思考のスピード感と、しかしそこにあるブレーキはいつ壊れるやもしれない危うさが、極端に少ない読点と汚い英語混じりのドライブ感ある文章で書かれていておもしろかった。
(あくまで個人の感想なんだけど、おトキが壁掛けの椿を褒められてスキップしてしまったり、寝込んだヘブン先生を心配そうに見つめる様子見てて、なぜだか『逃げ恥』のみくりと平匡さんを思い出してしまって勝手にキュンとしてます)
待って本当に嬉しいありがとうございますなんで私気づけなかったの!?ゆるせへん………………かわ、うつくし、かわい、うう うれしい くづこさんの結月、嬉しい……綺麗だよ…………なんとうつくしい女よ………………