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リアルな世界
人体の構造や強度を抜きにして。
歩く、走るはあくまで重力があるから出来ること。
高速で地面を蹴れたとしても着地点は遥か彼方。止まることの難しさが無視されている。また高速であればあるほど進行方向を変えるのは難しい。なので、目にも止まらぬ速さだと相手の後ろに移動することなど物理的に出来ない。地平線に向かって飛んでくだけ。重力あっての移動です。
空中を歩く。これは空気抵抗を利用して、高速で空中を蹴れば逆方向に移動可能だという理屈。
これ自体は間違いではない。
巨大で頑丈なうちわを高速で振り下ろすことができたら、振り下ろした人は中に浮くことになる。
問題は空気抵抗が発生する面積と方向。
空中を蹴る訳だから、足の裏の面積が移動するための空気抵抗を得られる面積。これによって足の裏とは反対方向へ移動するという理屈。だが、反対方向にはもっと面積の多いその他の部位がある。そちらの方向に同じ力で空気抵抗が発生する訳だから、進むとすれば逆方向になる。また、次の動作のために発生する逆向きの空気抵抗が同じだと意味がない。うちわを振り下ろすことで浮いても、振り上げる時はそれ以上に落下する。重力がプラスされるので。
漫画だからと言っても理屈は通して欲しい。
魔法とかのがスッキリする。
水面走りは可能性がある。
空気抵抗より水の抵抗の方がはるかに大きいので、沈まない程度の力と速度と接地面積で水面を蹴ることが出来れば良い。
実際、水面を走れる大型のトカゲがいる。
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