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yoshiiiiii

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エルサレムのアイヒマン 第八章 法を守る市民の義務 108頁より

「彼は、「最終的解決」の実施を命じられたときから自分はカントの原則に従って生きることをやめた、そのことは自覚していたが、自分はもはや「みずからの行為の主」ではなく、「何かを変える」ことは自分には出来ないと考えて自分を慰めていたと説明を試みた。」

「汝の行動の原則が立法者の、もしくは国法の原則と同一であるかのごとく行動せよ、ーあるいはハンス•フランクの述べた「第三帝国の定言的命令」アイヒマンもこれを知っていたものと思われるがーにあるように、総統が汝の行動を知ったとすれば是認するように行動せよと。」

前項だとアイヒマンはこれまでの全生涯をカントの道徳の格率にのっとって生きてたきたと言明。

定言命法から模倣(ミメーシス)の原理つまり、アドルノ/ホルクハイマーの神話的世界の解釈、外的自然の服従に移ったと。それを超越性って呼んでるけどソクラテスの思想に強く影響を受けているアーレントはそこが気に入らない。

ワイはミメーシス自体が悪だとは思わない。ミメーシスは始まりそのものだと思うから。

※アイヒマンは自身の状態を盲目的服従(死んだような服従)と呼んではその服従の美点と欠点を説いていた。
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コメント

yoshiiiiii

yoshiiiiii 投稿者

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それでもまだカント的な思考から抜けてないような感じもするけどな。

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yoshiiiiii

yoshiiiiii 投稿者

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アイヒマンにとっての"Recht"はただの"法"ではなく"正義"であり"誠実"でもあった。

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くーちゃ

くーちゃ

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めっちゃおもしろいですね[ほっとする] 双方の言説が書かれているものを読みたくなっちゃう。

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yoshiiiiii
yoshiiiiii
"悪の凡庸さ"は僕たちにも内在しているものですから色々と考えちゃいます。 ちなみにこの投稿での引用文は「エルサレムのアイヒマン(みすず書房新版じゃない方)」です。ソクラテス=アーレントの思考については彼女自身の著作アーレントに関する博論(書籍化)をいくつか読めば理解出来ると思います。アドルノ/ホルクハイマーの解釈については「社会思想の歴史(名古屋大学出版会)」の第12章で語られているので機会があれば是非手に取ってみてください👍
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