投稿

よしくん
ふもとは高い位置に滑車を取る場所がないのでタワーをたてます
タワーの足元には1m四方のコンクリートブロックを埋めてその天端にタワーの下端とピン接続しています
前職でも重量物を移動させたりするためにアンカーは設置したことはありますが重機を使って下が土だとこうなります
地面に埋まっている様に見える杉の丸太ですがこの下に2m深の穴を掘っていてもう一本同サイズの丸太でワイヤーを敷いて1mくらい生コンを入れて埋め戻しワイヤーを地面から出してこれらをアンカーにします
ウインチの後ろ側も同様に穴を掘って埋めた丸太にワイヤーを通してそこから引っ張り、アンカーにします
山の上の方のアンカーはというとこれは杉の立木を利用してワイヤーを回して出します
ワイヤーを山で張るのに最初にするのが
エンドレスラインといって麓から山側アンカーまでグルっと1周するワイヤーを回すために先にリードロープといってφ12mmのロープを引っ張りながら山側の滑車を通して麓めがけてひたすら真っ直ぐにロープを引っ張って降りてきます
なぜ上から降りてくるのか?
それは下からロープを引っ張りながら数百メートルの直線距離を道なき道(今回の場合土砂崩れ現場なので崖状に切り立った壁も道中にあります)を引っ張り上げるのは非常にキツイからです
そしてここは付近の住民が生活用水を山から引いているホース黒いパイプがあるのでワイヤーを張る際垂れた部分が引っ掛けない様に
受け線といって細いワイヤーをホースの上側に渡しておきますこのワイヤーも崩れた谷を挟んで向こうとこちらに渡しているので間の谷底までは10m〜15mくらいの高さがあります
ロープを引っ張りながら山を降りてくる時も倒木やら枯れ木やら色んなものが折り重なっている場所を真っ直ぐ進まないといけないので直接歩けない場所は手繰ったロープを前へ放り投げて迂回してまたロープを引っ張る、これの繰り返しです
今回は真っ直に落ちている地形が多かったのでしょっちゅうロープを投げてました🤭
そうやってどうやらこうやら麓にたどり着きタワーの滑車にロープを通してウインチへ巻きつけてロープを手繰り寄せます、手繰り寄せるロープの末端にワイヤーを繋げておいてロープの回収が終わるとワイヤーがグルッと麓から山へ行って返ってくるエンドレスの状態になるというわけです
降りてくる途中に砂防ダム的構造物が現れました
今回もコレをより上流側に設置する工事の為の線張となります
一番最後の写真がロープを少し引っ張った状態です下から上へ白い線が見えます
これがリードロープです
この後は本線送り出し展張、吊り索道仕込みまで続きます
もう慣れましたが最初一番驚いたのはこの仕事を3〜4人でやってしまう事です
死ぬかと思った日々が懐かしいです🤭









コメント
関連する投稿をみつける

あや😈
高さ3mぐらいあって、これ本物?ですよね?
まさか日本にベルリンの壁があるとは
Σ( Д )ﻌﻌﻌﻌ⊙ ⊙
前から見に行きたかったから今回 見に行けてよかった〜








たー

さとみん

功

ʕ•͓͡•ʔ-̫͡-
今日からはじめました!皆さん仲良くしてください!初投稿で一番好きな写真をシェアします!
たかや
体温が38度と、、
昨日の写真見返していましたら
エナガちゃん、かわいいの
撮れてました~


とも



®️
3!!


莉衣
初めて推しのライブ行けたからほんとに最高だった ガチ可愛い 座席遠かったけど可愛さが伝わってきてえぐかった ほんとに最高 生きてるうちにまた会いたいな 今年最後のライブありがとう!(´▽`)まぁこの投稿は推しに届くことはないけど
ついでに南京町行った









もっとみる 
話題の投稿をみつける

すしロ
これ韓国で流行ってることにして新大久保で発売したろw

おしゃ

ネコヒ
いっぱい反応もらえるのは嬉しいけどこんなの始めてすぎてキャパオーバーする

☞憫☜

皆瀬

よし

ぽぽん

きたみ

ピギの

くんも
もっとみる 
関連検索ワード


HALHAL
全然知らないことなので興味深く読ませてもらいました。色んな技術がありますよねぇ。頭の切れる先人さんの工夫には驚かされます。