『レミーのおいしいレストラン』｜ろびのわーるの投稿-GRAVITY(グラビティ) SNS

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ろびのわーる

2025/10/07

『レミーのおいしいレストラン』

2007年/アメリカ/120分
ジャンル：アニメ/コメディ/アクション/ドラマ/ファンタジー
監督：ブラッド・バード
キャスト：ルー・ロマーノ/パットン・オズワルト/イアン・ホルム/ジャニーン・ガラファロ

【あらすじ】
ネズミのレミーの夢は一流シェフになること。天才シェフのゴーストによってレストランへと導かれたレミーは、そこで見習いシェフのリングイニと出会う……。

【見どころ】
① レミーの驚異的な味覚。
② リングイニのポンコツさ。
③ ダイナミックなアクション。
④ 魅力的なキャラクター。
⑤ ネズミの視点。
⑥ 協力と絆。
⑦ 夢を持つこと。

【感想】
冒頭のお婆さんが怖すぎた。ネズミごときに銃を撃ちまくるのはサイコパス。

お婆さんだけじゃない。レミーにとってはみんな敵みたいなもの。人間はみんなネズミを駆除しようとするし、仲間のネズミもレミーの足を引っ張るばかり。
唯一、協力関係にある人間のリングイニも自分のエゴのためにレミーを利用しているだけ。

そう。これは社会の縮図だ。学生から社会人になったときに味わう感覚。夢を人質に不条理を押し付けられる。頼れるのは自分の才能と根性だけ。それも全て搾取されてゆく。

それでも力でねじ伏せるしかない。努力・知力・体力・協力・人間力…己の全ての力を使って道を切り拓くのだ。

とは言え、髪の毛で人間を操れるなんて反則だ。発想は面白いけど、人が寝てても動かせてしまうなんてどんな仕組みなんだろう。
ネズミが世界を変え、夢を叶えるにはこれくらい反則級の力が必要ってことなのかもしれない。

力よりもまず、夢を持つことから。

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