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早くに目覚めた土曜日
昨日、映画「永遠の0」を再々履修したので、感想です。
男たちの大和なんかも観たんですけど、やはり大変気持ち悪いものです。
これで涙する人が多いわけですから、戦争はなくならないものですね。
主人公は自分のためにも家族のためにも死にたくないと言います。
いくつものセリフ運びで。
理由さえあれば加害してよい、という意図と表裏一体に思います。
「無駄死に」という言葉自体がそうなんです。無駄じゃなければ無駄死にじゃないわけですから。
では戦争行為でどんな行為をするのか、その対象はどうなのか、という視点はそれこそゼロでした。
兵士なら殺害してもよい、とする人は少なくありませんが、もっと仏教的な視点とも言えるような加害を悪と認識すれば人が殺害し合うことは減らしていけるように思います。
こういった一見反戦映画に見える作品も、実は戦争を助長する場合もありうると僕は考えてきました。
さてここで、「火垂るの墓」について調べてみました。
高畑監督もかねてよりこれは「反戦映画」ではないと言っておりました。
2015年に神奈川新聞の記事の中で次のように言っています。
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「原爆をテーマにした『はだしのゲン』もそうですが、日本では平和教育にアニメが用いられた。もちろん大きな意義があったが、こうした作品が反戦につながり得るかというと、私は懐疑的です。攻め込まれてひどい目に遭った経験をいくら伝えても、これからの戦争を止める力にはなりにくいのではないか」
「なぜか。為政者が次なる戦争を始める時は『そういう目に遭わないために戦争をするのだ』と言うに決まっているからです。自衛のための戦争だ、と。惨禍を繰り返したくないという切実な思いを利用し、感情に訴えかけてくる」
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バイキンマンをパンチしちゃダメなんですよ。
いざ現実の戦争になればバイキンマンが本当に悪なのかという評価は曖昧に押し付けることが世の常でしたから。
これは歴史上ゆるぎない事実です。
そもそも被害者的視点でなく、やる側視点の戦争映画ってあるんでしょうか。
1000本以上映画を観てる僕でもパッと出てきません。
むしろ地獄の黙示録とか…??
「高市早苗総理」なんて言葉も聞こえてきますので、再度の発信です。
高市氏は教育勅語を道徳教育の根本規範とするという強い意志を公式サイトをはじめ、教育改革等様々なところで表してきました。
前にも投稿しましたが、教育勅語とは彼女が言う勤労や家族孝養は全文の1割ちょいなんですね。ほぼ忠君です。
ところで反戦映画と聞いておりますが「この世界の片隅に」はどういう内容なんでしょうか?
コメント
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のるり

丸山

青木
これなら給料下げてもらって構わんから業務量減らして早く帰れるようにしてくれ

野。
かかってくるがいい!!と言いながら物資足りない??仕方ないなぁ……アッ魔芒石落としちゃった、どうしようかなー色々な物と交換できる万能アイテムなんだけどなー(チラッチラッ)
してくるとかこう、めっちゃツンデ……

きー

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ごろにゃん
この世界の…は、こわいから見てないんだよね。 まあ、ぼくも「侵略」シリーズという加害を掘り起こしたドキュメントをさんざん見た世代なので、被害一辺倒では足りないとは思っています。731部隊とかもね。どれほど非道なことを研究者や普通の兵士たちがやったのか、知らないと、ね。 ただ、被害の凄まじさ、例えば戦略爆撃という考え方の中にも、国家の行う戦争の非人間性は含まれているので、どちらも描けばよいのでしょうね。 参政党の8/15アピールも、高市も怖いなあと感じました。
あき
私は父と2度裁判し、言葉の判決は常識を一切無視する父には無意味でした。追い詰められた私は、警察、役所、保健所、NPOに相談するも、一様に 「親子なんだからよく話し合って」 話し合いができなくて困っているのに…私は歴史上の親 殺しの例を徹底的に調べて1つの結論に達しました。そして、当時の前妻に話し、彼女の協力を得られたので父を山中に埋める具体的な計画を立てました。その時、ずっと苦しんでいたことがすぅーっと晴れやかになったのを今だに覚えています。 結局、別の方法を教えてくれた方に出会えたので実行せずに済みました。 土曜日さんの思考には人と人の決定的な対立に対する視点が希薄です。
あまねく
戦争映画は難しい... 「この世界の片隅に」は反戦映画です こうの史代さんの他の漫画「夕凪の街」も女性の目線の原爆の後の日常と裏の非日常、しかも周りにいそうな清楚な若い女性の話...AmazonかKindleで漫画を是非 あとは「プラトーン」や「七月四日に生まれて」も反戦映画 「永遠の0」の映画は私は何度も途中で挫折した(正直、早送り) 「男たちの大和」は 辺見じゃんさん の原作小説がベスト 映画は内田貢さんの大事な部分が大分削除されています 佐藤純彌監督は1980年代に素晴らしい作品を幾つも残したのだが、、、長嶋一茂も意味不明