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鳴海ちひろ
ここまで走ってくる時に流れていた、昔から大好きなシンガーソングライターの曲がまだ耳の奥で鳴っている。エンジンを切った車の中はあまりにも静かで、気を抜くと黒塗りの窓硝子に誰かの顔が浮かんで来そうな気さえする。
そんな恐怖から身を守るように、運転席の足元に赤いヒールを脱ぎ捨てる。そのまま背もたれを跨いでフルフラットにしておいた後部座席へ飛び込み、柔らかい毛布を身体に巻きつけた。
今日見えるはずのない星は窓に浮かんでいるのに、天井を打つ雨音が、いつもなら聴こえて来るはずの波音をかき消してしまっていた。
雨は嫌いじゃない。お気に入りの傘の上を跳ねる雨音も、アスファルトから滲み立つ匂いも、白く霞んだ町の色も好きだ。
その中でただひとつ受け入れられないとすれば、湿気を吸い込んだ癖毛がいつも以上に纏まらなくなることくらいだ。
だから、雨が降ること自体はいい。けれど、今降らなくたっていいじゃないかと思う。
私がこの場所に来るのは、決まって暗い海に溺れるようにそのまま眠ってしまいたいと思う時だと言うのに。
降水確率五十パーセントの雲は、空気も読めず地上を星で埋め尽くす。この時間、田舎町の道路に青い星が光ることは少ない。
この先注意の赤色が明滅する。
つづきのない #プロローグ
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欲しいんだなもね?
家欲しくてたまんねえんだなも?
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言い訳したいんだも?笑
カブで成功したいんだも?笑
ベルなんだも?笑
望みの村にしたいんだなも?笑
ベル欲しいんだなもね?
お気持ち表

あれな
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