35wは張り止め使えないのか。。。｜香恋の投稿-GRAVITY(グラビティ) SNS

おはようございます☀

昨日、お友達になって下さった方の、素敵な和装の女性のイラストを見ていて、ふと、美しかった祖母の事を思い出していました。

私の母方の祖母は数年前に100歳で亡くなりましたが…

祖母の家は大阪で、板硝子を扱う会社を経営していました。

…まだ、祖母が幼かった頃に、お店に1人の青年が訪ねてきました。その青年は優秀な成績で卒業する間近に、家の都合で学校を辞めて仕事を探していました。

青年を一目見て、祖母の祖母（社長）は気に入りました。そして、直ぐに採用されて…後にその青年は祖母の許嫁になりました。
祖母が中学校の受験の時には、祖父がつきっきりで教えて、名門女学校に合格が出来たと、祖母はいつも嬉しそうに話していました。

第二次世界大戦の最中に、祖母の祖母は亡くなり、遺言通りに祖父母は結婚しました。

祖父は3回、戦場に招集されました。
無事に帰って来れたのは、祖父は字が上手で、後方で書記の仕事をしていたからだと、聞いています。祖母は戦場の祖父に会いに、中国に船で行った話もよく聞きました。

私の母は、1945年の終戦の年に生まれました。
田舎に疎開していた戦争の末期、まだ赤ちゃんでハイハイしていた母の側で、食べ物も無く、栄養失調で畳に伏せっていた祖母の所に、アメリカの飛行機が飛んで来て、銃で撃ってきたそうです。恐らく、彼らは「少し脅かしてやろう」位の気持ちだったのでしょう。幸い、2人とも怪我はありませんでしたが…
祖父は兵役から帰ってきて、痩せこけた祖母を見てショックだったみたいで、鶏の生き血を栄養をつけさせる為に無理やり飲ませたそうです。
…そんな話を、祖母から沢山、その時代の話を幾度となく聞きました。

戦後、祖父は会社をきちんと経営して、祖母はそれを支えました。
（その会社は今はありませんが…）

私の手元には、2人が揃って写った写真はありませんが、時々、写真を見ながら、厳しかった祖父や優しかった祖母のことを思い出します🌟

今日は、長崎に原爆が落とされた日です。
静かに黙祷したいと思っています。

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#長崎原爆の日