入学式の朝、小さな私が見た世界｜GRAVITY(グラビティ) SNS

今日は入学式のところも多いみたいですね
というわけで、自分の小学校の入学式のときの話をエッセイ風に書いてみました。（子ども目線）

【ぴかぴかランドセル】

私の大好きな、ピンク色でハートの模様がかいてあるかわいいランドセルに、新品のかっこいい制服。今日から1年生。でも、幼稚園の友だちとは離れちゃった。パパのお仕事の都合で、引っこしたから。お友だちできるかな。小学校って、どんなところかな。勉強はむずかしそうだな。どきどき。どきどき。

入学式は、大きな体育館。幼稚園の遊戯室よりもすごく大きい。となりには、6年生のお兄さんやお姉さんが手をつないでくれてる。かっこいいな。わたしも早くこんな6年生になりたいな。と考えているうちにしばらくすると、体育館中に『1年生になったら』の音楽がかかった。それに合わせてみんな歩く。わたしも歩く。わたしは本当に1年生になったんだ。小学校がついに始まるんだ。私はとっても緊張しながら、自分のいすに座った。

緊張した入学式が終わると、次はいよいよ教室へ。1年2組だった。でも、まわりには知らない子ばかり。これからはこのクラスでみんないっしょに勉強するのか。なんだか不安。そして机の上にはお道具箱と、山積みになった教科書。どんなことを勉強するのか気になった私は、すこーし教科書をのぞいちゃった。すると担任の先生が
「教科書はお家に帰ってから見ましょうね。」
と言った。あはは、注意されちゃった。

そのあとは、パパとママと学校の前で写真をとった。そのまま、手をつないでうちへ帰った。
「入学おめでとう。」
と言われて、私は嬉しくなった。さっきは緊張して、不安だったけど、小学校も頑張ろうってなった。

ぴかぴかのランドセルさん、よろしくね。

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