日曜の夜はプレッツェルといいちこで乾杯

ルームにご参加下さった皆様有難うございました。

【予告】次回は5月1日（水）21：00～「シャーデンフロイデ」についてお伝えします。

今回は「人はなぜ他者の足をひっぱるのか」について語らいました

〇シャーデンフロイデとは

・ドイツ語…シャーデン（損害・不幸）、フロイデ（喜び）

・他人の不幸を知ったり、その状況を思い浮かべたりして心を弾ませるような経験

・性別をとわず復讐心を抱きやすい人ほど他者の不幸を喜びやすい

〇シャーデンフロイデを支えている可能性が高いもの

「公正世界信念」

・世界は突然の不幸に見舞われることのない公正で安全な場所であり

・人はその人にふさわしいものを手にしている

「妬み」

・妬み…自分より有利な状況にある人に対して抱く感情

・他人が不公正（ズル）だと思うと、敵意や抑うつなどのネガティブな感情が喚起される

・怒りの持続的が他者への嫉妬を引き起こす要因になる

・自分と似ている人が成功した場合に発生し、失敗した場合にシャーデンフロイデが起きる

〇シャーデンフロイデの機能

【集団規範の維持】

・公正であろうとし逸脱を許さない

・集団にとっての裏切り者を的確に感知し、制裁行動を促進する

〇生活史理論とは

・進化心理学の概念

・有限の資源をさまざまなタスクに振り分けて、できるだけ多くの子孫に、確実に引き継ぐ

・r戦略…個体数の増加速度を重視、k戦略…個体数を確実に維持する戦略

・種ごとに異なるとともに、個体差もある

・捕食者がいることや、不安定な環境で長期的な利益が見込めない場合にはｒ戦略が有利になる

・個体が置かれている環境が安定していて未来が予測可能だとＫ戦略が有利になる

ヒトの生活史戦略
・K戦略が強い傾向の種だが、犯罪や事故や病気の流行などで避けることが難しいときにｒ戦略が高まる。

・『①成長』『②自己保全』『③繁殖‐ⅰ;配偶、ⅱ;養育』　に分類できる

【配偶】に比重を置くと…多くの異性と生殖行動をし、養育の資源が裂きにくくなる

【養育】に比重を置くと…少ない子に多くの資源を分配することで社会的競争で優位な個体ができるが子が少なくなる。

ヒトのｋ戦略
・ソーシャルサポートのうけやすさと正の相関を、リスク行動や攻撃行動とは負の相関
→コメント欄に続く

私がずっとたべたいプレッツェルだ

日曜日お疲れ様です😊