交錯する青に、視線をくぎ付けにされる。まさに、ピンで刺し留められた、標本たちのように。視線はおろか、微動だにできないでいた。 彼とは、対峙していない。モニターに映される、彼の青に、圧倒される。 絶対的な存在感。それとは、真逆の儚さも醸し出す彼の演技に。 改めて、心奪われた――。