ブラックフライデーで衝動買いしたスープメーカーの到着待ちレポ！

今住んでいる家を買ってから……６年？になるだろうか。そういえば私、旦那なしで、この家での冬を乗り切ったことないなぁ。

６年前の当時、旦那とはまあまあデートをするよ、くらいの関係だった。恋人ってほどでもない、もう少しライトな関係。ステディってやつだろうか。
旦那以前にもそんな感じの人は何人かいて、しかし誰とも結婚は考えなかった。旦那とも当初は考えていなかった。

たぶん、男性にそこまで夢を見ていなかったのだと思う。どの人も「私はいい男です」的なことをアピールしてきたけれど、正直どれも本当ではなさそうだった。「君に尽くすよ」言いながら手間を惜しんだり、「君を尊重するよ」と言った先から身勝手なことをしたり。あと「私はお金持ちです」って言うから、じゃあ支払い全部よろしくと伝えたら怒り出した人もいた。
そうそう、「君を愛してる」てのがかなりの条件付き、という人はもう、掃いて捨てるほどいた。条件付きってことはそれ、愛してないじゃーん、嘘じゃーん。て、私ならなる。なった。

で、そして、旦那が現れた。
冬、旦那は片道３時間かけて私の家までやってきて、除雪をした。徹底的にやった。そしてまた３時間かけて自分の家へ帰っていった。それを休みの日ごとに一冬ずーっとやった。自分の家の除雪もあるのに、頭がおかしいんじゃないかと思った。その年の冬は雪がものすごく多かった。

旦那は「私は毎週末欠かさず除雪しにくるくらい、いい男です」というタイプの男性だった。
というかさらに「私は君がぐーたらでも許しちゃうくらい、いい男です」「私は君のためなら猫と同棲できるくらい、いい男です」「私は炊事洗濯何もかもやるくらい、いい男です」というタイプの男性でもあった。そしてそのことを、日々証明し続けている。

そういうわけで旦那は嘘偽りなくいい男なのだけど、なんだって私の旦那さんになってくれたのだろう？？　謎、なぞだわ……