どんな失政があろうと、生活が潤わなかろうと、夜中に外を一人で歩ければいい。財布を落としても戻ってくるならいい。しかしいずれ大量の移民が来て、こうしたささやかな幸せすらも奪われるだろう。その後に残るものはなにか。喧々諤々してはいるが、後に「戻りたい」と思う時代をいま生きている。