通勤中、目の前を歩いていたスーツの男のひとが、民家の窓に向かって控え目に手を振っていたの。何かなと思って見てみたら、カーテンと窓ガラスの隙間にふっくらした猫が挟まっててよかった。しっぽをふりんふりん振ってた。