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13月

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『命の後で咲いた花』綾崎隼
「私は命をかけて、あなたのものになりますね」(p.240)

愛する人の命にまつわる素敵な物語だった。

卑屈で世を拗ねた主人公に自分の姿が重なった。だから、前向きで純粋なパートナーと出逢ったことで救われた彼の人生に少しだけ夢を見た。
そんな未来に憧れるのは、僕が心のどこかで誰かに救って欲しいと思っているからなのだろう。人はひとりで生きればいいと口にしているのは、ただの強がりなのかもしれない。
ただ、自分が救われるために人との繋がりを求めるのは愚かなことだとも思う。その関係は最初から破綻している。本当に親しいと相手との関係は対等であるべきはずだ。強くありたいと思った。
#毎日読書感想文 #綾崎隼
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