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みおこんぼ
佐藤究さんは「テスカトリポカ」で直木賞と山本周五郎賞をW受賞されているので、知っている方も多い作家さんだと思います。
文庫本が出たら「テスカトリポカ」を読もうと思っていたのですが…先に「Ank: a mirroring ape」の方から読みました。その前作の「QJKJQ」は読んだのですが、さすが平成のドグラ・マグラと呼ばれるだけあって個人的には最高だったけれども、周りにはオススメし難くて。
今回の「Ank: a mirroring ape」は、多分オススメしても大丈夫じゃないかなと思ったので紹介です。
いや、佐藤究さんの世界観って本当に唯一無二なんですよ。過激な描写は多々出てくるけれども淡々と、そしてどこか遠い視点から見ているかのように…イメージ的には沈むようなといいますか、独特なんです。
この本はある起点(暴動発生時)から、時系列をバラバラに提示していって読者を引き込んでいくスタイルを取っています。細かく、淡々と視点が切り替わるのですが、まるで映像が切り替わるみたいに展開するので目が離せません。
ある程度の基礎教養があるとより楽しめますが、調べながら読むのも良いと思います。メインとなるチンパンジーと人類のお話は、物語の中で繰り返し丁寧に伝えてくれるので、安心して読み進められますよ。もちろん自然な形で知識が染みてくるので、説明臭くも感じません。そのあたりの書き方がとても上手い作家さんです。
肝心のストーリーですが、とにかく「何故暴動が起きたか?」を追っていく話です。この「暴動」とは、普通に生活している人間が何故か急におかしくなり、およそ8分間殺し合って正気に戻るという現象のことをさします。ちなみにその殺し合いで大体みんな亡くなります。
殺し合う姿の中に原因を見出していき、元凶となるチンパンジーを追うお話…色々と、深いんです。最終的には人類の進化の歴史を紐解く物語なんですよね。壮大。
登場人物が魅力的で、最後まで戦う望と、謎を解くキーワードになったシャガ、そして記者のケイティ…。特に私は望が好きで、過去の話には泣きました。あんなに淡々としてるのに、心を抉られちゃうの。
人類の進化に関するお話に興味のある方、多少グロ耐性があり難解な物語が好きな方に超オスメな1冊です。
#読書 #読書#読書メモ



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面白そうですね! 機会を見繕って読んでみようと思います☺️
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難解そうですね! 面白そうですが、難解なストーリーを読む覚悟ができた時に読んでみます。 最近ラノベ系や分かりやすい話が多かったので。でも、たまに難解なのも読みたくなりますよね。
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読みたい度MAXです[大笑い] が、未読が一冊控えてるし…。読みたいリストの前の方に追加しておきます。