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みおこんぼ
この独特な世界感と読み口はなんなんだろう…と、衝撃を受けたというのが、第一の感想[目が開いている]
石川宗生さんは全く存じ上げなかったのですが、この小説はあらすじのインパクトから購入に至りました。
短編のSF小説が4編で構成されるこの小説は、とにかく設定が斬新です[ほほえむ]
「吉田同名」
ある日突然、吉田大輔氏が電車を降りて自宅に向かうまでの間に19329人に増殖したお話。
「半分世界」
ある日突然、縦半分になった家で平然と暮らす家族と、その観察に夢中になるギャラリーのお話。
「白黒ダービー小史」
300年にも渡って白チームと黒チームにわかれてゲームを続ける街での、恋愛話。
「バス停夜想曲、あるいはロッタリー999」
いつまでもバスが来ないバス停で、バスを待ち続けるうちに、バス待ちの人数が増えていき、様々なコミュニティが形成され争いが起きるお話。
どれを取ってもまず。「何それ?」と興味を引きますよね[目が開いている]
石川宗生さんは、元々アメリカで天体物理学を学んで翻訳家になったという経歴の持ち主なので、この無理のある設定をどこまでも詳細に掘り下げていきます。
おそらくは、天体物理学的要素も多分に含んでいる文章であり、難解ながらもあまりの設定の緻密さについつい魅入っていく…そんな感覚です[ほほえむ]
よくもまあ、設定倒れになりそうなところをここまでリアリティのある世界観に落とし込めたなぁ、と、感心しました。(褒めてる。)
ただ、繰り返しになりますが、難解であることは確かです。人によってはなかなか読み進められないと思います。この独特なテイストは4編全部、一緒です[照れる]
個人的には、読む人を選ぶのでオススメし辛くはあるものの、好きだなぁ…特に前半は勢いがありました[ほっとする]
きっとこの作家さん、実際にお会いしたらかなり面白い方なんだろうな[大笑い]
緻密に設定を練られた文章が好きな方に、オススメの一冊です[ほほえむ]
#読書 #読書メモ #石川宗生




コメント
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くくら

と

チア子
今日は15時過ぎで早退。
それまでの間どうか勝っててくれ!!

さくり
キャストシャレとは何ですか?
キャストシャレは、主に日本のアニメやゲームのファン文化において、特定のキャラクターを演じることを指します。以下にその特徴を示します。
定義: キャストシャレは、特定のキャラクターの声や性格を模倣し、演じる行為です。ファンイベントやコスプレの場でよく見られます。
目的: ファン同士の交流や、キャラクターへの愛情を表現する手段として行われます。また、キャラクターのセリフを再現することで、作品の世界観を楽しむことができます。
実施場所: アニメイベント、コスプレ大会、オンラインコミュニティなどで行われることが多いです。
関連文化: キャストシャレは、声優のパフォーマンスやキャラクターの個性を再現することに重きを置いており、ファンの間での人気があります。
このように、キャストシャレはファン文化の一環として、キャラクターへの愛情を表現する重要な活動です。

sachi @社

えょ

地球市
でも、これだと表情どうにも出来ないし?

くくら

桜小路

もんざ
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ジャイアンかあちゃん
「語りの魔術がいざなう でたらめで糸致な世界」 その言葉じわる。
しとら
こんばんは。 星新一‥というよりも「世にも奇妙な物語」という感じなんでしょうか? 今度図書館に行った時に、少しページを開いてみたいと思います♪ (^ω^)
あおまる
いつもみおこんぼさんの感想楽しみにしてます。 (☝ ˘ω˘)☝ふぅー!!⤴︎ ⤴︎