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かとう
🧭 模写って何のためにやるの?
● 模写は“ただ写す”のではなく、“見る力・変換力・観察力”を鍛える練習
● 100%同じにすることが目的ではなく、「どんな線や色、形にすれば“印象”が近づくか」を意識する
● 最終的には、目で見たものを**自分なりに整理・再構築する力(変換力)**が育つ
● 作者がその絵で何を伝えたいか考える(モノの優先順位がどの順になっているか等)
「見る力」:
「この絵、なんか印象的!かっこいい!」
→その“なんか”を捉える力。印象・バランス・空気感を感じ取る感性に近い。
デッサンや構図、色彩センスに大きく関わる。
「観察力」:
「このキャラの目の高さ、ちょっとズレてるかも」
→細部の構造や形状、位置関係に気づく力。分析・比較・修正の力に直結。
模写や正確な描写に直結するスキル。
👀 観察からスタート
1. 描く前にじっくり観察(目安:15分)
「どこが目立っているか?」「何が描き手の意図か?」を想像しながら観る
2. 全体のサイズ・配置(シルエット)をざっくりつかむ
3. 頭身やバランスのあたりをとる
4. 中ディティール → 細部へ、段階的に描く(左右反転や縮小表示で、違和感チェックも効果的!)
5. 一度完成したら、見本に重ねて違いを確認し、元の位置に戻してから数回修正
→ 重ねチェックは「答え合わせ」感覚で!やりすぎないのがコツ
✏️ 描くときのポイント
1. 三分割法や黄金比を見本に重ねて観察するのもよい
2. 見本と自分の絵を、サッサッサと交互に見ながら描く
○ できるだけ“観察しながら描く”ことを意識(描き込みすぎ注意!)
3. 点と点の距離を測るように見る(目→首の付け根→指先など)
→ 三角形を作って構造を把握すると、空間認識が育つ!
4. 線の太さ・リズム・揺れ方なども真似ると、手癖の幅が広がる
5. 模写しながら「この構造・描き方の“ルール”って何だろう?」と考えてみる
🌈 色を模写するコツ
● スポイトは使わずに、自分の目で色を拾って塗ってみる
○ →塗ったあとでスポイトで答え合わせすると、色感覚がグッと伸びる!
● 色は単体で見ず、他の色との組み合わせ(ハーモニー)やコントラストに注目
● 同じパーツでも、場所によって色味が違うことを観察する
→ 光の影響、空気感、奥行きに気づけるようになる!
🔄 視点を変えてみる
● 角度を変えたらどうなるか、自分なりに別視点で描いてみるのも◎
→ 最初は「横顔だったら?」程度でも十分効果あり!
● 言語化して整理するのも超おすすめ(例:「この線は太くてゆるいカーブ」など)
🧠 意識しておきたいこと
● 最初は見本元の人を統一してOK!
○ ただし、「技法を吸収したい」のか「見え方を観察したい」のかで、寄せ方を調整するのがベスト
● 模写は**「作業」ではなく「目を養う時間」**
○ 描く工程を真似できればさらに良いけど、まずは“観るチカラ”の育成が第一
🎯 目的に応じてやり方を選ぼう!
観察力を鍛える
見本と交互に見ながら描く+構造分析
色感覚を鍛える
スポイトなし色塗り→答え合わせ
空間把握を鍛える
点と点をつないで描く・構造模写
絵柄・技法を学ぶ
完全コピーを目指して線・塗りを真似る
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