しっかり根を張り、生き続けるクスノキ｜のんちの投稿-GRAVITY(グラビティ) SNS

【警告】これから私は中越地震､東日本大震災､能登半島地震の話をします｡気分を害する場合がございます､その際は閲覧をするのをおやめいただくようお願いします｡誹謗中傷や被災者に悪意ある言葉を書き込むのは御遠慮ください｡

閲覧頂きありがとうございます｡先日にまた地震があり､当時の事を振り返り､少しでも私が体験した事が皆様の知識になればと思い､投稿した所存です｡
私は2歳の頃に中越地震､小学3年生の時に東日本大震災､そして今年の元旦に能登半島地震を経験しました｡年別の地震のお話をしたいと思います｡

まず､2歳の頃の話をします｡その当時の記憶は中越地震の際の記憶しか残ってません｡曖昧な所もありますし､母親から聞いた話を合わせて綴らせていただきます｡
当時夕食を母親が作っていた所､親戚から電話があり､母親は玄関先に｡私､妹､兄と祖母は居間のテレビで録画をしていたポケモンを見ていました｡兄の話によると､ピカチュウが映画の際に初手で10万ボルトを撃った直後に家が大きく縦に揺れたらしいです｡そしてあの地震が起きました｡少しだけ記憶があるのですが､揺れに戸惑うというか訳分からなさそうな私と妹を兄が身体を張って私達を覆い被さるように守ってくれました｡揺れが落ち着くまで兄がずっと｢大丈夫!兄ちゃんが守ってやるから!｣と大きな声で言ってくれたのは覚えてます｡揺れが落ち着き､父親が2階から降りてきて家族みんなで怪我なく近くの小学校の体育館に避難しました｡私の記憶はここまでですが､この先は両親の話を綴ります｡
うちは集落の人間からあまりよく思われてなく､避難所に行っても私達家族を嫌う人から罵詈雑言を浴びせられたとの事でした｡｢あんた達がここに来ても意味が無いからさっさと潰れかけの家にでも帰れ!｣なんて言葉も言われたらしいです｡今思うと食料を自分達で独り占めしたくて言ってたのかなと｡けれど､他の地域の人が｢こんなでっけぇ地震あって､余震も来るか分からねぇ時に家に帰れなんて言うんじゃねぇ!この人たちが死んだらあんたら人を殺した事も同然だぞ!｣と叱ってくれ､私達家族は避難所に滞在できたそうです｡だけど母親はそこにいるのが辛く､父親がそんな母を見て家の片付けなどしに1人で何度も避難所から通っていた､もしくはぐちゃぐちゃの家の中で1人寝ていたそうです｡
そんな中､私達が住んでる所はかなり田舎で｢続く｣