手元にはせめて何かをと残されたカドックの手帳があって。その中にはサーヴァント、デア職員たち全員の感謝や送る言葉があって。でもリツカちゃんは昔お父さんやお母さんが集めた偉人の名言集ぐらいにしか思ってなくて。自分の机にあるその古びた手帳を大事そうに持っている。つらい。