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ぐみ
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まゆか
階段が思ったより急で登るのちょっと大変だった🤣
可愛い置物?とお守り買えて満足🙆♀️🙆♀️






もぷ


夜雨(よるさめ)
私の〜お墓の前で〜
泣かないでください〜


ヒロキ


ぷぁ
めっちゃ楽しかったです🙌🏻🎀





にこ


ねずん

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まめ

ちなこは

カピバラ
「利吉、お前とは何年の付き合いになる?」
「武政…、覚えていないのか。呆れたヤツだな…。五年になる」
「もう五年か。月日ってぇのは早いもんだな」
「まだ五年だ。月日を数えるには短すぎる」
「まだ五年っていうけども。五年もありゃ赤ん坊が立派に立ってお喋りするくらいなもんだぜ」
「五年もあれば…、片や売れっ子プロ忍者で、片や小国の軍隊長か」
「応さ。人間が変わるには充分な月日だ」
「お前は何も変わっちゃないがな…」
利吉は盃を傾けた。相手もそれに合わせる。
この男の名前を榎本武政という。
利吉が十三の頃の修行時代、師とともに武政がいる城へ仕事をしに行ったことがある。
その時に武政に絡まれたのだ。
「オイ、忍というたな。どんなやつかと見てみれば、随分とちんちくりんじゃないか」
同い年の子どもがいるとは聞いていた。荒くれ者ということも。しかし、こんなぞんざいな挨拶を受けるとは思っていなかった。
「なんだお前は…」
「コラ武政!!なんて口の聞き方をしてるんだ」
武政と呼ばれた子どもは父親にゲンコツをくらい半泣きになりながら「おい!ちんちくりん!!おれと勝負しろ!!」と吠えたのだ。
利吉もちんちくりんと呼ばれていることに腹が立っていたのでそれに応じた。
利吉は真面目に勝負する気はなかった。
武士の子というから刀を持ってまっすぐに来るだろうし、単細胞そうだから忍術を使って引っ掛けるも良し、遠距離武器を使うも良しと考えていた。
しかし、いざ勝負してみるとまったく利吉の思った通りにはならなかった。武政は意外にも頭を使った戦い方をした。
跳んだり跳ねたり、石を投げてみたり、罠を仕掛けてみたりと、お互い一歩も引かない攻防になった。
結局、勝敗はつかなかった。
その頃には二人とももうへとへとで、並んで野原に寝転がっていた。
「…やるじゃねぇか」
「お前もな」
「同い年に忍がいるっていうから、どんな奴なのかと声をかけてみたんだ」
「声の掛け方が悪すぎる」
「カカカッ!そう言うな。本気で戦ってみたかったんだ」
寝転がりながら武政は握手を求めてきた。
「榎本武政だ」
利吉は戸惑った。
利吉は山の方で育ったため、同い年の子どもとあまり話すことがなかった。たまに父について行き、忍術学園に行くことはあったが同年代の彼らと利吉の考えはどうにも合わず、同い年には苦手意識があった。なので、握手をし返すかどうか考えあぐねていたら無理矢理握られた。
利吉は諦めたように「…山田利吉だ」と名乗った。
「今日から友だ」
「勝手にしろ」
それがこの榎本武政との出会いだ。
お互い幼い頃は修行中の身だったのでなかなか会える機会は少なかったが、利吉がプロになりしばらく鳴かず飛ばずの生活を送っていたころ市井のいい遊びもわるい遊びも大体コイツから教わった。
それから利吉が売れっ子忍者になって、会える頻度も少なくなったが、大きな月が出る日にたまに二人で酒を飲んでいる。
利吉は世闇を照らす月が好きではなかった。月光は忍者にとっては不都合なものだから。
しかし、この武政と会う日の月は嫌いではなかった。
武政が徳利を利吉の盃に傾けた。
利吉はそれを受け取る。
「最期に、お前に会えてよかった」
「…………」
武政は明日、進軍してくるタソガレドキ軍を抑える役割を仰せつかっている。
タソガレドキはこの国の人間を滅ぼすつもりだ。
タソガレドキとの戦で武政の父親は討ち死にしている。そして、殿も討たれた。
そうなれば、ご子息だけでも生かさなければならない。武政はそのための時間稼ぎとして死地へと発つのだ。
「到底、勝算があるとは思えない」
「フン、闘って死ぬ。それが誉よ」
「…これだから武士は嫌いなんだ」
利吉がそういうと武政はカカカッと笑った。爽快に笑う男だ。利吉はその笑い声が好きだったのに、今は憎らしく思えてくる。
「そう言うな。お前だって、家族が殺されるとあらば命を懸ける」
言われて仕舞えば返す言葉もない。
「もとより、ただで死ぬつもりはない。なんなら、大将首をとってやるつもりだ」
「無謀だ…」
「まさか。俺が出るんだぞ」
武政は自分の強さを疑わない顔をしている。利吉は武政の強さを知っている。だからこそ、お前はここで死ぬべきではないのだ。
「なんだ、利吉の方が死にそうな顔をしている」
「お前は嬉しそうだな…」
「ああ、楽しみだ。明日、やっと親孝行ができる。後悔といえばお梅ちゃんの坊が見れないことだ」
お梅ちゃんとは武政の妹だ。彼女はオーマガトキ領にある小国の領主に嫁いだ。今の情勢では彼女の身もあまり安全だとはいえないだろう。
「プロ忍者山田利吉に依頼する。お前が代わりに坊の顔をみてきてくれ」
「…お前は!」
そうじゃないだろ。
いま、私の力が必要なのはお前じゃないか。お前が頼むのであれば、命くらいは懸けてやると言うのに。
でも、武政があまりにもスッキリとした顔をしているので、利吉は何もいえなかった。
「…高くつくぞ」
「親友のよしみだ。安くしろ」
「駄目だ。向こう十年の支払い契約だ」
「それは随分と長いなぁ!」
武政は酒を煽った。
利吉もそれに倣う。
月が綺麗な夜だった。
武政の訃報を聞いたのは、それから一月経った後だった。なんでも、本当に大将首を取ったのだとか。しかし、その後来た増援によって、彼は討たれてしまったらしい。彼は、最期まで笑って戦場を駆け抜けたそうだ。
「ヤツらしい」
悲しみよりも、ヤツの笑顔が浮かんだ。
武政が守ったご子息はその後、逃げた先で討たれた。今やその小国の名前は地図上から消えたのだ。でも、彼は自分の行動に後悔はしないのだろう。
月の下の友人はもういない。

cuicui
「なんだかめっちゃ喉が痛い…加湿器つけてマスクして寝よ、ついでにのど飴なめとこ」
今日、仕事から帰宅後
「頭がガンガンする…そして寒い……葛根湯ゴクゴク…あっあっ鼻水まで出てきた」
おい‼️‼️‼️‼️‼️‼️私の休みは明日からなんだよ‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️
終わらないでくれマイ・ゴールデン・ウイーク‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️

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回答数 6978>>
誰かといたいってなっても
途中からプツンって興味なくなるし
疲れてきて話聞いてなくなる。
帰宅後はぐったりするし
誰かといても常に独りぼっちみたいな
とりあえず1人じゃないとトイレもできない
寝れないご飯食べれないって体調とメンタル崩し出す。
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