娘を自治体のボランティアに送った帰り道、車のラジオに流れるaikoの歌声に、魔法にかかったみたいに苦しくなって泣きそうになった。別に恋愛しているわけでもないのに。aikoのぐわんぐわんと時空が歪むような、気を失う寸前みたいな声に籠絡されて、息も絶え絶え帰路についた…。