栗山くんにとっての魔法は天本先生が残した閉じた小さな部屋、巻戻しの出来ないデッキ、古ぼけたテープで、デッキが壊れた瞬間に終わったそれを「来年は廃部やろ」と言いながらもいつか魔法を求める誰かがそこを見つけた時のためにそのまま閉じようとする、それって祈りだよなという感じがする