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楓花(ふうか)

楓花(ふうか)

日本には古くからアミニズムという考えがあった
これは他の国でも確認されていた。
動物以外、植物や石ころにすら、魂がある、
という考え方だ。

これは自然や物を大切にするという考えに
繋がっていった。

今はあまり浸透してない。ただのホラーだ。

でも人間の体の中には、例えば骨がある。
骨くらいは見たことあるはずだ。
死んだら人間も燃やすし、そうでなくとも
普段肉や魚を食べてれば骨くらい分かる。

骨と石の違いって何だ?
化石とか、石油とかは?
元は生きてたものだ。
生きてる間は骨も生きてる。
でもそこに魂を見出す人は殆どいないだろう。

じゃあ糞は?唾石だったり胆石だったり
尿道結石だったり、まぁなんでもいいんだが
内臓が機能した結果生まれた副産物に
人は魂は見出さない。

でもそれらは確実に人の体の中にある。
どれ一つとしてない人なんていない。
そしてそれによって生きていて、生きた証と
してそれらが出来る。

なら私達の魂とはなんだろう?
物質の塊によって形成されているこの身体の
どこに魂が宿っているのだろう?
もし、物には魂はないと思うのなら。

私は囲碁を打ってると、こう思う。
囲碁の石なんて黒と白の石でしかない。
しかしそれらがあるルールの元で動くことにより
石に人は意味を見出す。
正確には、石の配置から情報を汲み取るのだ。
打っていた人間のその時の思考や感情を
感じ取ることが出来る。

人に魂があるからできる芸当、という意味じゃない。
そもそも人が物質の巧みな配置によって構成された構造物だからこそ、そこから意味を見出せる。
魂があるから、と理由では補いきれない欠落が
上記の例のようにたくさんあるからだ。
そしてその欠落は、私達が構造物としての
限界を持つことから生まれる。
3次元空間で生きる私達が4次元空間を
見る事も操作する事も出来ないようにだ。

この事から私が推測できる事は
魂も、私達人間という構造物を
構成しているパーツのうちの一つか、
あるいは生み出された副産物に過ぎない、
という事だ。
あくまで推測に過ぎないが。
そして私は後者だと思っている。

何故なら私達が魂について考える時は
いつだって何かが過ぎ去り、
終わってからだからだ。

睡眠時に見る夢が脳の情報処理の一環の副産物
だとするならば、魂は、覚醒した状態で
行う情報処理の副産物なのかも
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コメント

みみ

みみ

1 GRAVITY

いつも楓花さんの投稿を楽しく読ませていただいています😊 一般的には、確かに楓花さんのおっしゃる「魂は物質からの副産物」(唯物論?)が論じやすいなぁと思いました 私の意見としては、証明のしやすさを度外視してもいいなら、前者の「魂は人間の構成物」(心身二元論?)を推したいです 唯物論は人間が感知し得てかつ知り得てる範囲での模範回答だと思っているからです 人間が知らない感知できないことがあってもいいんじゃない?その方が夢があって面白いんじゃない?と思ってるのが自分です笑 ここまでの論理は楓花さんご自身が導き出したものでしょうか? これって大学教授が本出すくらいの内容なのですごいなぁと思いました!

返信
みみ
みみ
なるほど、哲学をそういう風に考えたことなかったので目から鱗です! 楓花さんの考えの投稿は、本よりわかりやすく伝わりやすい気がします😊 答えが出て自分の中で納得感があることは重要ですね! 科学を推す人の方が大多数だと思うので、 さっき自分が言ってたみたいなオカルトチックなことをリアルで言ったら変な目で見られちゃいそうですし…😅
1 GRAVITY
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