コーヒーをちゃんと淹れて飲む。甘いものがあると尚良し。

たまには小説でも書く。AIではありません。
※非公式、キャラ改編ごめんなさい

『かっちゃん』　

さして、ヴィランが強くない時代。
ヒーローが退屈な時代。

ボクとかっちゃんはスタバで会っていた。
『お客様、ご注文は？…って！？大・爆・殺・神ダイナマイト！？』

『おい！ダイナマイトいるってマジか！？』

『写真写真！！SNSにアップしよー！』

『うっせ！！てめえら！燃やすぞ！』　

『ひぃ！まじで本物怖い！！』

『待って！みんな！？かっちゃんとボクはお茶飲みに来ただから！！』

『…え？まさか。…デク？』

『実在したの！？写真…』

『撮ったら燃やすからな』

『…ご、ごめんなさい』

『かっちゃん、みんなびびってるから…それに、ヒーローには愛嬌も大事だよ』

『…愛嬌なんていらねー。俺は力で世界をぶん救う』

『かっちゃんが目指してるのはオールマイトだろ？それにみんなの力がなきゃ限界があるよ』

『…てめ。意地悪になったな』

デクは笑う

『…悪かった』

『へ？』　

『…昔の事、今ならわかる。出久。てめーは誰より努力してた。それを俺は…悔やんでも悔やみきれねーよ』

『…あー。なんかあったっけ？』

『…お前！本気でいってんのか！？』

『うん』

…いじめはいじめた本人が一番覚えてるって本当なんだな、十字架を一生背負ってけってか？
…それとも。これもお前の優しさなのか。出久

『じゃ、そろそろ行くか…おっと』

『大丈夫？かっちゃんがよろけるなんて難しいね』

『忙しいんだよ。オールマイトを越えるには、どっかのヘタレみたいに才能のない奴らに教えてるよりはな』

『かっちゃん。それは訂正して』

ぞくり。

出久の目が鋭くなる、いや熱さを感じる。

…こういうとこ、正直俺は怖い。

デクは笑顔になった。

『はい、紙落としたよ。…ってええ！？なにこれ！？麗日さんとのデート計画ダイナマイト！？めっちゃ一枚のメモ帳に時間が分単位で書き込んでる！？』

『おいこら！クソナード！！俺がそんなはずい紙切れ落とすわけねーだろ！？どう見てもてめえのもんだろが！！』

『でも、これ、かっちゃんのポケットから…』

そのメモで一番目立つのは『最初は水族館？いやいや時期じゃねーな…デパート？普通過ぎんだろ…そういやもうすぐクリスマスだな…』

何度もまるや╳がぐしゃぐしゃに書かれてた。

苦労して書いたのか、汗でぐちゃぐちゃになった、A4の、8つにおりたたまれたメモ。

『かっちゃん』

『あ？』

『ありがとう』　

『…コーヒーの話か？160円なら安いもんだろ』

出久は悪戯っぽく笑って

『そ。珈琲』

…

出久と笑って別れた後、スポーツカーの座席で
爆豪は一人で泣いた。

ごめんなさい

許さない

答えたのは、中学の出久だ。

一生かかっても、償います

そうしろよ。君のしたこと忘れない

これは妄想だってわかってる。
それともあの決戦も、笑ってる出久も、
夢だってのか？

…わかんねえ、わかんねえよ…

ピリリリリ

電話の音にびびり、爆豪は電話を見る

そこには、確かに大人になった今の出久と麗日が笑ってピースしてた。

写真加工アプリか？デジタルペンで写真には殴り書きされていた

『ありがとう。かっちゃん』

終。駄文呼んでくれてお疲れ様でした

NEVER STOP OUR STORY…
#ヒロアカ