『翻訳文学紀行Ⅶ』を読んだ。これまでのシリーズで今回がいちばんおもしろかった。収録されている五作品すべてが好みだった。とくに、エリック・シュヴィヤールの初邦訳『ハリネズミについて』(抄訳)は夢中で読んだ。文章の音がすごく心地いい。ぜひ全訳を読みたい。訳すのはとても大変そうだけど。