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冷泉院ラグドメゼギス
世界を救った誰かは、誰にも看取られぬまま力尽きた。
ずっと先頭に立ち、後に続く者が絶えてなお進み、残る記憶は、立つもの何一つない無の地平。
当人にも定かでない無念で蘇った英雄を、救うとしたらそれは。
きっと誰かの背中だった──。
ひとりぼっちで戦い抜き、世界の終わりに立ち会ったお姫様が安らぐとしたら、自分を追い抜いた誰かにもたれて肩の荷を下ろせた時だと思うんですね。
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