美しいものが美しく在るのを見るのは最高に楽しいけれど、美しいものが翻弄され崩れていく様には言葉にしがたい“良さ“がある。『The Tale of Genji』にはその“良さ“が詰まってて、嫉妬に乱れ狂う六条御息所に、怨霊に翻弄され殺される葵の上、妻を愛人に殺されて絶望し頽れる光源氏…よよよよよ(良)